南部回廊2: バンコクからアランヤプラテート=ポイペト国境へ |
10月7日、6時にホテルを出発し、出張チームが2台に分乗し、さらにTさんとSさんの送りの車と合計3台でアランヤプラテート国境へ向かう。
市街を簡単に抜けてスワナプーン空港方面のハイウェイに乗る。ホテルでもらった朝食ボックスを車内で食べる。空港手前のジャンクションでハイウェイを降り、304号線に入って北上する。その後、33号線を右折して東へ走る。
7時半過ぎ、国境までの中間地点でガソリンスタンド兼サービスエリアに入る。日立物流とか日通とかのコンテナトレーラーを見かける。日系企業関連の物流がこのルートで盛んであることを象徴している。サービスエリアにはAmazon CaféやBlack Canyonといった垢抜けたカフェ(どちらもタイのチェーン店)が入っていて、数年前に同じルートをバスで辿ったときから比べて快適性が増している(写真)。
8時すぎ、ガソリンスタンドを出て33号線をひたすら国境へ。アランヤプラテートまで113kmというサインを見る。ちょうど9時ごろ、国境手前の検問地点を通過する。
9:16、33号線を高架で横切る立体交差の工事中の現場を通過(写真)。この工事は何なのか、専門家に確認する必要があるが、筆者の推測では、アランヤプラテートの現在の国境が混みすぎているため、それを回避するバイパスし、後述する新国境ポイントへの道路ではないかと思う。その5分後、右手にタイ国軍の連隊基地を通過。
9:25、国境に向かう貨物トラック、トレーラーの長い列に出くわす(写真)。朝からこんなに混んでいたのでは、国境通関を終えるのに数時間かかり、貨物をカンボジア車両に詰め替えてさらにプノンペンまでたどり着くのは無理だろう。このため現在の国境から南東8km地点に貨物専用の国境ゲート建設が計画されている。