ベトナム北中部8: ディンプー港からハイフォン市街へ |
カム川沿いには大規模な港湾施設が並び、山積みのコンテナヤードやクレーンの列が見られる(写真)。河口側から順番に目撃した港湾施設を挙げると、VIP Green Port, Chang Hai Phong Port,Cang Dinh Vo Port, Cang Tan Cang Portと言った具合。
ディンブー港から新しく舗装されたと思われる片道3車線の道路をハイフォン方向へ戻ると、ハノイ-ハイフォン高速道路の入り口がある。ハノイから高速道路を利用してこのディンブー港近くで降りれば、計画中のラックフェン新港へのアクセス道路にそのまま入ることができるようになっている。この新ルートと新港を利用できるようになれば、ハイフォンの混雑した河川港を避けて、ハノイからバイパスする形で直接ラックフェン港とつながる。10年後にはそうした物流がメインになるだろうと想像できる。
ディンブー港とハイフォン市中心部の中間あたりに カットビCat Bi 空港があり、そこに寄り道する(写真)。市内から南東に約13km。2016年から国際空港化し、ターミナルは真新しい。国内各地には1日12便、国際線は韓国の仁川空港に1日1便(夕方)飛んでいる。ターミナル2階の出発ロビーに軽食・お土産コーナーが3つほどあり、そこでフォーを食べる。5万ドンと少し割高。国際線側の軽食コーナーで休憩したが、そこの店員は暇そうにスマホいじりをしている。