南部回廊10: プノンペンからプノンペン新港へ |
10月11日5:50にロビー集合。朝食をボックスにしてもらい、チーム5人、借り上げ車で出発。今日はプノンペン市内を南へ下り、1号線を南東方向へ走り、2015年に完成した「つばさ橋」を渡り、バベット(カンボジア)=モクバイ(ベトナム)国境を越えてホーチミンへ行く。南部経済回廊の東半分を陸路で走破する。
6時すぎ、Sunway Hotelを出発。モニボン通りを南へ走る。いつもはひたすら渋滞しているこの通りも早朝は空いていて気持ちがいい。右手にプノンペンタワー、サッカーボール型の頭をいだく白いモスクを右手に過ぎる。
6:25、1号線に入り、南東方向へ。郊外に出るまでの道路が最近拡幅工事が完了し、早朝ということもあるのか流れが非常にスムーズ(写真)。5分後、PTT(タイの石油公社)が運営するガソリンスタンドに入っているBlack Canyonでコーヒーを調達し、車内で朝食をとる。コーヒーは2.5ドルと高いが、おいしい。
7:10、プノンペン市街から約25km南東のメコン川に面するプノンペン新港に到着。筆者は2013年8月にベトナムのメコンデルタからスピードボートで越境してプノンペンに辿りつく途中に真新しいコンテナヤードを川から眺めたところだ。市内からバベット国境まで同行してくれたSさんの伝手が効いたのか、飛び込みにもかかわらず、車を降りないまま見学するとういう条件で門番がヤード内にVisitor扱いで入れてくれた。ガントリークレーンが3基ほど河岸に設置されていてそれなりの装備だが、後述のホーチミンのカイメップ港と比べれば、明らかに規模が小さい(写真)。それでもメコン川を利用する最大規模のバージ船は20フィートコンテナを125個分くらいは一度に運べるらしい。