南部回廊8: シエムリアプからプノンペンへ |
10月8日16時過ぎ、アンコール遺跡見学からホテルに戻る。チームの5人とも汗をびっしょりかいているが、フライト時間が迫っているので、ひとまずホテルの送迎バンでシエムリアプ空港へ急ぐ。空港はアンコールワットのすぐ西に位置しており、15分ほどでターミナルに到着。なんとか間に合った。チェックイン後、待合室のトイレで筆者はシャツとズボンを着替える。
結局フライトが35分遅れた(その後の機内アナウンスでは機長が出発遅れを謝罪したものの、”delayed for no reason”というほとんどあっけにとられるアナウンス)ので、焦る必要がなかった。
17:25、搭乗開始(写真)。17:50ごろ離陸。筆者の座席は左側の窓際で、暗くなるなか、眼下にシエムリアプの街並みがよく見えた。水田が多く、かなりの面積が水に浸かっているのがわかった。
18:20ごろ、プノンペン空港に着陸。到着した国内線ターミナルは完成したばかりでペンキの臭いがするほど新しい(写真)。18:45ごろ、ホテル送迎のバンに乗って市内へ。4号線(市内に近づくとロシア通りという名前)の左右にはネオンが明るい店舗や自動車ディーラーが並ぶ。途中、2年前には見なかった道路高架(フライオーバー)の工事区間があり、渋滞でスローダウン。
19:20ごろ、宿泊するSunway Hotelに到着。市内のワット・プノンの近く、マレーシア資本の老舗。2005年に一度泊まったことがある。ネット予約で1泊11,500円。施設は古いが故障個所はなく、部屋は広くて機能的。
20時半ごろ、翌日のビジネス用に袖つきシャツが洗濯が間に合わず足りないので、ナイトマーケットまで買いに出かける。ホテルから1kmくらいなので歩く。暗い所を避けながら南東方向へ歩く。「歩き方」によると、ナイトマーケットは水~日の週5日、16~24時と、かなり長い時間やっている(翌日月曜日の夜、マーケットを通りかかったら、営業していたので、どうやら毎晩やっているようだ)。ちょっとした歌謡ショーの舞台の左右に衣料品の屋台が並ぶ。半袖シャツを探したが、すべての紳士用屋台を見たが、長袖しかない。仕方なく、長袖シャツを値札の5ドルで購入。値切る余地はあまりなさそうだった。
その後、トンレサップ川沿いのシソワットキー通りを南へ歩き、118番通りの角にあるデジャヴというレストランに入る。アンコール生ビールジョッキ1杯0.75ドルを2杯と、春巻き6本3.5ドル、コールスローサラダ(大皿だった)3.5ドル、合計8.5ドルを消費。
食後、トクトクを拾ってホテルへ帰還。事前交渉で運賃は2ドル。シソワットキーにはトクトクがたくさん客待ちしているので、こちらの交渉力が高い。(中略)
23時ごろ就寝し、ぐっすり眠れると思っていたところが、お腹が緩くなり、何度もトイレに行く羽目になった。体が疲れているところに生ビールかサラダの生野菜が原因かもしれない。翌2時ごろまで不安定な状況だったが、何とか眠ることができた。腹痛にはならなかったので食中毒でなくてよかった。