ベトナム北中部30: ダナンその3 |
8月18日(金)、早朝目が覚める。7時すぎ、2階のレストランでブッフェ朝食。ベトナム料理、洋食、中華、和食などメニューの種類が多く、選ぶのに迷う。客室数が多いのでテーブルも多い。昨日から街を歩いていてもそうなのだが、ホテル客に韓国人観光客が圧倒的に多い。上述のように仁川空港からの直行便が多いのだから、そうなるのは当然だろう。ベトナムでは駐在員も観光客も韓国人のプレゼンスが日本人を圧倒している。
午前の一番目は、Hさんのご紹介と同行で、ダナン市郊外北西部に立地する日系縫製工場を訪問(写真)。ダナン商工会で幹部も引き受けておられる現地日本人社長の方から、ダナンにおける事業環境についていろいろ有益なお話をうかがった。200人余りの従業員はほとんどがバイク通勤30分圏内から通っていおり、工場隣の食堂でランチを提供している。
次に郊外北西部に立地するダナン工科大学を訪問。ベトナムではハノイ、ホーチミン、ダナンと3ヵ所にしかない国立のエリート工科大学だ。キャンパスは広大というほどではないが、清潔な印象。副学長と経済協力部長が対応してくれた。卒業生の就職先としては日系企業の人気は高いそうだ。
12時前、Hさんにお願いして、市中心部から西へ5kmほどのダナンハイテクパークDanangHi-Tech Parkという工業団地へ行ってみるように頼んだ。そこには日系企業が2社入居しているはず。市街をバイパスする国道1A号線沿いのはずなのだが、なかなか要領を得ず、日系企業の看板を見るには至らなかった。前日の投資促進委員会でいただいた資料によれば、同工業団地は国道1A号線の西側に広がる1,128haの広大な敷地で、まだ開発途上のようだ。その南東端の34haがIT Parkと名付けられており、国道沿いにそこまでは行きつくことはできた(写真)。開発計画を描く大きい看板は見たものの、まだ整地中だった(写真)。
12時過ぎ、ダナン市街へ戻る途中、中心部から西へ3kmほどのホアカイン工業団地Hoa KhanhIndustrial Zoneに入ってざっと見ながら通り過ぎる。入居企業があまり確認できなかったので翌日再訪することにした。