ベトナム北中部9: ハイフォンその1 |
13時過ぎ、ハイフォン中心部の宿泊ホテルへ。ハイフォン鉄道駅から北西に1ブロック、チャンプーTrang Phu通りに面するHai PhongTower(写真)。事前に朝食付きで10,791円でオンライン予約した。市内中心部を貫く緑地帯の真ん中ほどで、立地は至便。「歩き方」に紹介されていないので近年できた新しいホテルかと思ったら、かなり古くからあるサービスアパートだった。部屋はやや広すぎて機能的とはいえないが、前回よりは多少よかった。前回2013年4月にハイフォンに2泊したときはカム川河岸に近いHarbor ViewHotelに同じくらいの価格で泊まったが、建物も部屋も古く、機能性に劣り、コストパフォーマンスは悪かった(「2013年4~5月」カテゴリーのエントリー12, 13参照)。同行のKさんは予約のタイミングが合わず、市内やや東側のLe Hong Phong通りに面するSeaStar Hotelに宿泊。筆者のホテルから2km程度か。部屋のレートは同じ1万円程度で、部屋は機能的で問題なかったとのこと。
16:30、Kさんと合流し、市内散策。まずはすぐ近くのハイフォン鉄道駅を見学。駅前は換算としていて、駅舎には人影はなく、ホームに出て、さらに線路内に降りても誰緒咎める人はいない。駅舎周りの表示を見ると、旅客便はハノイと1日4便。運賃は6万5000ドン(300円強)。旅客車両は古く、日本制の中古か?サスペンション部分はインド製であることがわかった。古い貨物車両は中国製(写真)。ハノイまでの所要時間は約2時間半ということだが、便数が少ないのは不便で、冷房車両があるのかどうか不明。一方、鉄道駅はハノイもハイフォンも市内中心部にあるので、両方で郊外から発着する長距離バスよりは身軽なバックパッカーにとっては列車も意外に便利かもしれない。
次に緑地帯を北方向へ横切り、メインストリートのディエンビエンフーDienBien Phu通りを目指す。市内のあちこちで市民が歩道にテーブルや簡易イスを出してお茶・コーヒーを楽しみ、そのまま歩道で夕食を始める風景が見られる(写真)。ベトナム各地の都市部では同様の風景が見られる。